帰省しているときに、学校で物理を教えている父親と話をしたのだが、中学生の理数の学力低下はひどいらしい。四則演算ができないと嘆いていた。
アサヒコムのニュースで見たが、理数離れを防ぐために文科省が動く。
文科省が「理数大好き事業」 博物館や大学が出前授業
理数離れの原因は、文科省のゆとり教育ではなかったか。
土曜日も学校が休みになり、じっくり考える理数の学習時間は減少し、難しい抽象概念は省略された。それをまた元に戻そうとする。
理数離れを防ぐには相当な努力が必要だと思う。
理数の抽象的概念を植えつけるには、教える側の努力も必要だが、教えられる側も基礎の確立が必要だ。小学生の低学年から徐々に抽象的概念について考える環境を作ることが必要だ。そのためには小学のカリキュラムの変更も必要だろう。そして小学から中学にわたっての10年近い学習を通じてはじめて、理数の基礎が身につく。
ニュースの通り、専門家を小中学校に送り込んで効果はどうなのだろうか。
それくらいで改善できるなら、教育はいらない。
そして一番の犠牲者は、低レベルな理数を教えられてきた子供たちである。
