2005年01月14日

業務改善の着眼点

タナベマネジメントレターからの抜粋

---------------------------------------------
業務改善の着眼点

 “作業”という名の仕事はない。仕事とは“目的+作業”である。“何の
ためにやっているのか”という目的を考えて仕事に取り組まなければ、流れ
作業や前例主義に陥り業務改善などありえない。

 タナベ経営では新入社員セミナーの中で、仕事のポイントは“はたらきや
すく(働き易く)”であるとアドバイスする。“はたらきやすく”とは、

  は  ・・・早く
  た  ・・・正しく
  ら  ・・・楽に
  き  ・・・きれいに
  やすく・・・易く

であり、常に上記のポイントで問題意識を持って仕事に取り組まなければな
らない。

 先日、定年を迎えられた優秀な工場長から印象に残る話を聞いた。「いか
に自分が楽になれるかということを考えない人に業務改善はできない」まさ
に仕事は“はたらきやすく”である。

 ここで業務改善を推進する着眼点を5つ紹介する。

 1.廃止・削減できないか
   例)出力しているが活用されずファイルに綴じるだけの帳票はないか

 2.見直しできないか
   例)部署間の非効率な業務分担を見直しできないか

 3.統一化(集約化)できないか 
   例)部署・拠点を越えた集中購買でコストダウンできないか

 4.標準化(マニュアル化)できないか
   例)「この人しかできない」という仕事を誰でもできるようにできな
     いか

 5.自動化できないか
   例)システムの導入で大幅な生産性の向上が望めないか

 また、業務改善を全社的プロジェクトとして取り組む際の進め方としては、

  STEP1 ―― 全社的な視野で取り組めるよう、様々な部署・役職
           にてメンバーを構成する(プロジェクトリーダーを
           優秀な幹部とすること。また、経営者が積極的に関
           与することが望ましい)

  STEP2 ―― メンバーにて“業務改善後のあるべき姿”を仮説す
           ること(これが無ければ場当たり的な改善になりか
           ねない)

  STEP3 ―― 仮説を基に現場の意見を取り入れ現状を把握する
           (定量的に調査することも必要)

  STEP4 ―― 現状把握を受け、仮説の検証を行い“業務改善後の
           あるべき姿”を決定する。

  STEP5 ―― スケジュールを立て業務改善を実施していく。同時
           にマニュアル化も行ってく。

 言うまでもなく、STEP5の実施がもっとも困難であり、やり切るには
リーダー・メンバーの推進力とやはり“経営者の姿勢”が必要である。
---------------------------------------------

仕事=目的+作業、ということを頭に入れて日々仕事したい。


この記事へのトラックバックURL

http://app.blog.livedoor.jp/cybermax1/tb.cgi/12315741