2004年02月16日

Think!「思考法と、発想法」

ec8f9508.jpg私は、どちらかというと多読派のほうだ。
本屋には週に4,5回は行っているし、月に3〜5万は投資している。

本日取り上げる本は、Think!という雑誌のNO.8である。「思考法と、発想法」というタイトルでさまざまなケースを取り上げていた。

最近、思考法や発想法を取り上げた本は多い。
私もロジカルシンキングやクリティカルシンキングを扱った本を20冊近く読んだ気がする。
Think!の内容も基本はロジカルシンキングである。

私はロジカルシンキング愛好家である。
だが人間のもっとも基本的な行動である「考える」ということが、このように本で解説され始めていることに危機感を感じる。また世の中の閉塞感を感じる。
ビジネスのため、日本人の論理思考の欠如のため、にロジカルシンキングが必要というのが、一般的な見解だが、私は少し違った見方をしている。

戦後の貧しい時代、高度成長期時代に「考える」ということの意味づけや使い方の議論があったであろうか。私はなかったのではないかと思う。考えなければ生きていけなかったし、考えることが多すぎて、考えるということ自体を意識したことはなかったのではないか。

現在の豊かな時代にあっては、自分が考える、ということもあまり実感がないし、自分の行動にも実感がない。何をしても虚しい時代である。そういう時代だからこそロジカルシンキングがはやるのではないか。

別にロジカルシンキングが悪いというわけではないが、社会全体が閉塞感に包まれ「考える」ということに意味を持たせたり意識させたりしないと生きているという実感がわきにくい時代。私は強い危機感を持っているし、過剰に考えることによって生きているという実感を感じたいと思っている。

Think! 2004年冬号[No.8]



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