ブログのもうひとつの特徴として、文脈(コンテクスト)性があると思う。
ひとつの情報で完結するのではなく、情報に対して、コメントやトラックバックがつくことにより文脈性が高まる。これまでの情報というのは、いかに完結させるか、結論付けるかというのが重要であったが、ブログに関しては、その点はある程度放棄している。放棄はしているのだが、情報の受け取り手からすれば、ある程度判断していかなければならないという点でより高度である。
たとえば、「AはBでない」という記事があるとすると
それに対しての反論やサポートする情報を含めて、受け手はひとつの情報をみなす。文脈的に理解するのである。
この点が、ブログの誤解を招きやすい。即答を求める人にとっては、よく分からないメディアだろうし、既存メディアがどっぷり浸かっている人からすれば理解に苦しむのも分かる。
だが文脈性というのは、意識せずとも日常生活で行っている行為であり、より人間の脳の構造に近い情報形態であると思う。
