2004年11月22日

クビ論!を読む

文庫化された「クビ!」論。を読んだ。

1000人以上をリストラしてクビキラーと呼ばれた、元外資系の人事部長が書いた本である。昨年あたりに話題になった本である。

内容は、外資系企業のクビキリロジックである。

外資系企業が
クビキリをして人を減らし、その分新人を入れて組織を活性化しているということの正当性を訴えていた。
まあまあ、という程度の納得感であった。

私の疑問は、外資系企業がなぜリストラする必要があったのか?という点である。
外資系では事業撤退や本国からの指示ということで、リストラは必然だと思うのだが、彼らがロジックを重視するのであれば、どうやってリストラを決定するのかという意思決定について興味があった。

この本ではその点について述べられていない。

なぜか後半は、日本企業の経営トップへの提言に切り替わっていた。
この部分については、前半は外資系企業であることが前提での議論になっていたにもかかわらず、論点が大きくずれてしまっていた。

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「クビ!」論。 筆者は外資系企業で、1000人を超える社員のクビを切った! などと言うとんでもない経歴の持ち主。 外資系企業では、プロフェッショナルであると言う事が当然のように求められる。 その求められるものは「結果」であり、 当然給与体系も業績連動と言う
クビ論【賢者は先人に学ぶ!by1日1冊の読書】at 2004年12月26日 14:15
「クビ!」論。朝日新聞社このアイテムの詳細を見る 今回は、梅森浩一『クビ論』を紹介します。本書の構成は、著者の経歴(どういう経緯でクビキラーになったのか)、1000人ものクビをきった様子、こんな人がクビを切られる、日本企業のクビ切りシステム、大クビ切り時代をど...
梅森浩一『クビ論』【itchy1976の日記】at 2006年01月01日 02:32
この記事へのコメント
こんにちは。
クビ論、私も読みましたが、同じ疑問を以前、持ちました。
考えるに、
単純に筆者にそこまで考える能力がないからだと思います。
要は、彼のミッションは、言われたことを忠実に実行するだけの職務、なわけです。
Posted by こんちは at 2004年11月22日 09:35
「クビ」をする理由…。下位○○%の定期的入れ換え。これによる組織力の維持・向上でしょうか?でもこの考えを日本の企業に即導入する事は危険極まりないような気がします。
「終身雇用」と「モチベーションの維持・向上」。やはりこの両立が今後の日本企業の課題ではないでしょうか?なんだか書評のコメントとしてはふさわしくありませんが、しみじみそのような事を考えてしまいました。
Posted by ハジー。 at 2004年12月26日 14:14