2006年08月14日

「問題解決の実学」

問題解決の実学
問題解決の実学
posted with amazlet on 06.08.14
斎藤 顕一
ダイヤモンド社 (2006/08/04)


本屋で立ち読み、すぐに購入。

内容は、問題解決のアプローチについて

仮説立案→分析→解決→実行、という流れで

説明している。

平易な言葉で簡潔に書かれており

読みやすい。オススメ。

【目次】

本質的問題解決アプローチの全体像
1 本質的問題の発見:仮説立案編(仮説思考を習得する
「3つのC」の情報を収集する)
2 本質的問題の発見:分析編(データをチャート化して考える
フレームワークで問題点を明確にする)
3 本質的問題の解決(解決の方向性を決める
解決策を具体化する)
4 問題解決策の実行(使命と仕事の軸足を決める
トップの方針を社員の行動に落とし込む ほか)

  
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2006年04月24日

最初の2秒

第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい
からの抜粋


 二つめは、優れた判断には情報の節約が欠かせないということだ。ジョン・ゴッドマンは複雑な問題をごく簡単な要素に切り詰めて、ひどく複雑な夫婦間の問題にも明確で基本的なパターンがあることを示してみせた。リー・ゴールドマンの研究を見ると、このようなパターンを拾う際、情報は少ないほうがうまくいくことがわかる。判断する人に情報を与えすぎるとサインを拾いにくくなることを彼は証明してみせた。正しい判断を下すには情報の編集が必要なのだ。

(中略)

スピードデートの実験をしたシーナ・アイアンガーのことを思い出してほしい。彼女はほかにも実験をした。カリフォルニア州メンロ・パークにある高級食料品店に、珍しいジャムをいろいろと試食できるコーナーを設けた。そこに置くジャムは六種類にしたり、二十四種類にしたりした。選択肢が多いほうが客が商品を買う確率は高くなると言われている。好みにあるジャムを見つけやすいからだ。
 だが結果はその反対だった。選択肢が六種類のときコーナーに立ち寄った客の三十%がジャムを買った。一方、種類が多いときにジャムを買った客は三%だった。なぜだろう?ジャムを買うかどうかは瞬間的に判断するからだ。私たちは直感的にこのジャムが欲しいと思う。選択肢が多すぎると、無意識の処理能力を超えて、麻痺してしまうのだ。瞬時の判断を瞬時に下せるのは、情報が少ないからだ。瞬時の判断を邪魔したくなければ、情報を減らすことだ。
  
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2006年01月03日

クリティカルチェーン



「クリティカルチェーン」
なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないか?

を読んだ。

●所要時間が大幅に延びてしまう「掛け持ち作業」

●必要以上に見積もられる「セーフティー(時間的余裕)」

●時間があっても、ぎりぎりまで何もしない「学生症候群」

など人間行動の特性を踏まえた上で

プロジェクトマネジメントについて書かれた本。

読んでみて感じたのだが

人間行動を先回りして、予測するというのは

相当重要だということ。

普段うすうす気づいている

人間行動のパターンを

しっかりと理解していれば

パフォーマンスは飛躍的に改善する。

「プロジェクトマネジメント」という言葉から

どうしてもプロジェクトがどうあるべきか?

ということを考えてしまうが

プロジェクトに関わっている人を

どうマネジメントするか

が、プロジェクトの成否に大きく影響する。  
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2005年08月01日

一気読み「検索エンジン戦争」



久しぶりに一気に読んだ本だった。
ここ数年の検索エンジン市場について書いた本だが、「過去形」ではなく「現在完了形」で書かれた内容で、まさにここ数ヶ月で起きたのだ、ということを実感できた。

特に面白かったのは後半のところ。
検索エンジンは、水平方向と垂直方向に広がりを見せている。
水平方向というのは、商品検索、仕事検索などのジャンル検索。これは以前のプル型の使い方である。
一方で、垂直方向にも広がっている。
それは、ブログ、RSSなどのプッシュ型検索である。

検索エンジンは、今まさにブログ、RSSを取り込んで次世代に向かおうとしているのだ。

これについては私もまったく同意見。
検索をプル型ではなく、プッシュ型としても使っていく、という発想はすでにGoogleアラートなどでも始まっているし、目新しいものではないが、改めて整理してみると検索エンジンの可能性を感じる。  
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2005年06月19日

共感する女脳、システム化する男脳

先週くらいから読み始めた本。



【目次】
男性型の脳と女性型の脳
男の子・女の子
共感とは何か
共感にすぐれた女性型の脳
システム化とは何か
システム化にすぐれた男性型の脳
文化の影響
生物学的要因
男性型の脳と女性型の脳はどう進化してきたか
自閉症―極端な男性型の脳
ある数学者の場合
極端な女性型の脳―未知なる領域

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2005年04月29日

脳と創造性

久しぶりにビビっとくる本を読んだ気がする。



脳科学者としてひっぱりだこの茂木さんだが

初めて著作を読んだ。

本文から

ネットワークを通して結び付けられたコンピュータの発達によって支えられたIT社会の成熟、そしてポストIT社会の発展に伴い、人々は創造的であることを運命づけられる。このような時代には、社会を支える概念的インフラとしての「創造性」のイメージは脱神話化され、再構築されなければならない。
再構築へ向けての作業において重要なことの一つが、創造は個人の独創性によってなされるという「神話」を脱構築することである。もちろん、最終的に何かが生み出される時には、結局は個人の努力にその多くを負うことが多い。アインシュタインは、「創造性は個人にしか宿らない」という言葉を残りしている。社会におけるそれまでの文化の流れとは隔絶した飛躍をもたらしてくれるからこそ、私たちはそれを生み出した「天才」たちに感動するし、創造という人間の能力をすばらしいものだと賞賛する。
その一方で、創造性が個人の独創性によってのみもたらされるという「独創性」の神話に固執することには害が多い。もし「独創性」の神話が正しいのならば、創造的であるためには、引きこもればよいことになってしまう。人と人とのコミュニケーションを通して新しいものが生み出されることは実際多い。複数の人間の相互作用を通した創造を指す「共創」という概念である。最終的には個人の努力によって作品が完成されるとしても、他人とのコミュニケーションが、新しいものの創造のきっかけになることは多い。

なんとなく、

「創造性」が問われる時代がきているのかなと思いながら

数年が過ぎた気がする。

今はちょうど過渡期だと思うが

混乱の中から

Googleのように創造性によって

大きく成長している企業が出始めている。  
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2005年02月14日

心脳マーケティング

最近発売になった「心脳マーケティング」を読んでいる。
消費者像を、認知心理学、脳神経科学、言語学など様々な専門分野をまたいだ視点で捉えなおすという試みである。

ざっと読んでみたがなかなか難しい。

95対5の法則ということが述べてあった。

すべての認識の少なくとも95%は心の影の部分にあたる認識外で起こり、
多くともたった5%だけが高位意識で起こるのである。
(中略)
我々が強く意識する5%の思考プロセスは、この層の下にある、
残り95%の精神世界を掘り出すことを可能にする。
この能力が人間であるということの本質である。

この本は、新しい視点を提供してくれそうだ。
  
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2005年01月26日

「生きる意味」

昨日はいつもより早く帰宅したので
上田紀行「生きる意味」をざっと30分くらいで流し読んだ。
内容はタイトルの通りだが、今私が考えているところと一致する部分も多くあった。  続きを読む
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2005年01月12日

学力向上よりも「心の軸」をまず養え

日経ビジネス1.10号で中曽根元首相の記事が。

学力向上よりも「心の軸」をまず養え から抜粋。

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 心の軸とは、嘘を言ってはいけないとか、親を大事にするとか、人間として生きている基本の型、いわば自己規律です。小学校の場合、そういうことは先生が生徒に、厳しさと同時に愛情を持って教え込むしかありません。中学校になると、今度は家とか世界とか、自分と外部との関係を認識させる。高校では志、大学では使命感を持たせるのが各学校の役割でしょう。
 ところが、戦後教育はそうした自律的、道徳的な心構えを教えることがないまま、米国の方針を丸のみにして個性化・自発化を指導してきました。自由を履き違えて、「自由奔放」が最も追求すべき価値になったのです。
 米国人にはキリスト教という自己規律のバックボーンがあった。これに対し、日本は戦前、「修身」という科目があって、自己規律が生徒の頭の中に埋め込まれていました。戦後はそれが根こそぎ奪われ、先生も家庭も、「教える」という規範や資格がないまま、指導に当たってきました。
 教育の一番の基本は感激を持たせることです。技術的なことばかりいろいろ言っているが、基本の軸がない。いわば、今の教育は漂泊している。
 そうした状況で、小学校の先生も大学教授も父親も母親も悪いことをする。まさに非教育的な洪水の中に、子供たちは置かれています。働かない、勉強もしない、いわゆる「ニート」と呼ばれる若者の増加も、そういうところに原因があると私は思っています。
---------------------------

中曽根氏の論調はかなり極端だと思うが
「心の軸」がない、という観点では共感できる。
もっといえば、心の軸が多様化している、とも言える。
そして各人がばらばらな状態だ。
それらに秩序を与えたいという力と、ばらばらに拡散していく力の
せめぎあいではないか。
私は心の秩序についてよりも、どうばらばらになっていくのかに興味がある。
  
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2005年01月10日

ガラクタを捨てれば自分が見える

風水整理術入門「ガラクタ捨てれば自分が見える」
Amazonで売れているらしいが、タイトルが面白いので買ってしまった。

中身はたいしたことはない。若干の風水と、いかにガラクタを捨てさせるかについてのお話である。だが、ガラクタを捨てれば運勢が上がる、と言われれば何となく片付けたくなる。私よりも妻のほうがこの本にはまっていた。

前回の記事でも書いたが、2005年は「心」の年。

風水も「心」と関係が深いものである。
科学的であるか否か、という視点では風水は非科学的ではあるが、「心」科学的ではある。本来人間は、ひとつひとつの行動に対して、ひとつひとつの意味をつけていたが、現代社会においては「無意味だろう」の一言で片付けられてしまっている。だが何もかも無意味だと考えてしまうと、生きる希望まで失ってしまう。また大きい混乱や不安の中では、どう行動していいか分からなくなる。

そうした中で、ファシズムのような全体主義ではなく
個人ベースでの行動の意味づけ、指針が求められているのではないだろうか。
  
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2004年12月20日

ブランド戦略の本を読む

aseroraブランド戦略シナリオという2年ほど前に買った本を読んでいた。
ブランドは、目に見えないものだし、間接的なものなので難しい。
この本ではコンテクスト(文脈)ブランディングという手法を使って、目に見えないブランド価値をコンテクストによって表現し、構造化する。

久しぶりに読み直したのだが
アセロラドリンクの事例のところが面白い。
アセロラドリンク自体は、息の長い商品で1986年からある商品である。衰退期に入ったこの商品をコンテクストブランディングにより、売上げを伸ばし、商品のヘビーユーザーを増やしたという成功事例である。
アセロラ⇒ビタミンCを摂取し続ける⇒肌によい、という文脈を作り上げたことにより、消費者を刺激することができた。

肝は、ユーザーの深層心理まで汲み取ったブランド戦略を立てるということである。

ブランドというのは、四半期や半期で作れるものではなく、少なくとも1年はかかるものだとこの本には書いてあるが、一度文脈を作ると他社との大きな差別化になり、ブランドはより強まっていく。  
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2004年11月22日

クビ論!を読む

文庫化された「クビ!」論。を読んだ。

1000人以上をリストラしてクビキラーと呼ばれた、元外資系の人事部長が書いた本である。昨年あたりに話題になった本である。

内容は、外資系企業のクビキリロジックである。

外資系企業が
クビキリをして人を減らし、その分新人を入れて組織を活性化しているということの正当性を訴えていた。
まあまあ、という程度の納得感であった。

私の疑問は、外資系企業がなぜリストラする必要があったのか?という点である。
外資系では事業撤退や本国からの指示ということで、リストラは必然だと思うのだが、彼らがロジックを重視するのであれば、どうやってリストラを決定するのかという意思決定について興味があった。

この本ではその点について述べられていない。

なぜか後半は、日本企業の経営トップへの提言に切り替わっていた。
この部分については、前半は外資系企業であることが前提での議論になっていたにもかかわらず、論点が大きくずれてしまっていた。  
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2004年11月07日

考える技術

先週末に買った大前研一の「考える技術」を読んでいる。
その中に印象深い文章がある。

「人の2倍考える人間は10倍の収入を得ることができる。
3倍考える人間は、100倍稼ぐことができる。そして10倍考える人間は、時価総額1兆円企業の創業者になれる可能性がある。」

収入が全てではないが
考えることと、収入は密接に関係しているということには実感がある。
それをかなり具体的に示した文章だ。多少の脚色は入っているが、人の2倍考えるということは相当なものだ。
最近思うのだが、考える時間というのはそれほどたくさんはない。その中でいかに他人よりも多くものを考えることが重要で、つねに何かについて考えていなければ他人の2倍考えることはできない。

  
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2004年11月06日

久しぶりに

久しぶりに大きい本屋に行き、
本を買って家で読むことができた。

本屋でぶらぶらと本を探しているときが幸せかも。
買うときは、本当に読めるか不安な気持ちですが。

週末は2,3冊本を読みたい。

  
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2004年11月05日

考える技術

大前研一の「考える技術」という本が発売された。
本のタイトルからして売れそうな本である。
私もタイトルで買ってしまった。

本の帯には

論理思考から
アイデアの作り方
先見性の磨き方まで
答えのない時代を
生き抜くための
知的パワーアップ法

とある。
盛り沢山だが
本のキーワードは「真の論理的思考とは?」である。  
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2004年10月20日

THINK!

532075e7.gifTHINK!10月号を読んでいた。
今月号の特集は「仮説思考トレーニング」。
そういえばこのブログを書き始めたのも
THINK!がきっかけだった。
そのときのテーマは確か「思考法と発想法」だった。

久しぶりに読んでみると
私がブログを書き始めたのは考えること(THINK)を強化したい、
ということだったのを再認識した。

今回の仮説思考トレーニングでは

仮説=仮の答えであるということと

仮説の筋のよさ

について徹底的に議論している。

仮説というと、
堅いイメージが先行してしまうが
実は行動的な言葉であるということがよくわかる。
仮説は、仮の答えであるのでプロセスの中で変化していく。

また仮説を立てる際にどれだけ本質に迫れるか
意味のあるものにできるか
という仮説の筋のよさも大切である。

仕事をしていると失敗がこわくて消極的になったり
落ち込んだりするが、常に仮説思考で考えれば
気持ちよく仕事を進められる気がする。  
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2004年09月26日

久しぶりに頭の体操

頭の体操という本をご存知だろうか。

初版は1966年。200万部のベストセラーである。千葉大の名誉教授の多湖輝(たごあきら)さんが書かれた本だ。

その第1集を読んでいる。

前書きで
「最近、若い人の間で、脳動脈硬化症なる病気が万延している。脳ミソがコチコチになる病気だ。大学受験や、就職試験で、記憶力ばかりが発達し、奔放な空想力や、豊かな独創力がなくなったのが、原因かもしれない。これはゆゆしき問題である。歴史を創っていくものは、常識や固定概念ではなく、むしろ、その枠を破っていく独創力なのだ。・・・」
とある。

40年前の状況と現在は、そう大きく変わっていない。空想力や独創力というのは依然として日本人に足りないものだし、備わりにくいものとなっている。

(例題)

ワインボトルがある。コルク栓がしてあるのだが、あいにく、栓抜きがない。ビンを割らず、コルクにも穴を開けないで、中のワインを飲むには、どうしたらよいか。  続きを読む
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2004年09月24日

水平思考の世界

エドワード・デボノ著の「水平思考の世界」を読んでいる。すでに絶版になっているのでネットで中古本を探して入手した。

この本に、はまった。

ところで水平思考とは何???

まず水平思考に対するものとして垂直思考がある。
論理的思考、分析的思考などが垂直思考である。この垂直思考は、非常にはっきりした方向線をたどっていて上がったり下がったりしながら、直進する。
これとは全く異なった思考法がある。
一箇所に穴を掘り進んでゆくと別の場所にもうひとつの穴を掘ることができなくなる。垂直思考は、このように同じ穴を掘ることであり、水平思考は、別な場所にも穴を掘るという考え方である。
いわば水平思考は、一定の方向に向かったパターンを離れて、別のいくつかのパターンへ移動することを求めている。

この本の出だしで面白い問題がある。

昔、一人のロンドンの商人がある金貸しから膨大な借金をして困っていた。もし借金が返済できないときは監獄に放り込まれるという時代である。年老いた醜い金貸しは、その商人の美しいティーンエージャーの娘に目をつけて、ある取引を提案した。もし娘をくれるなら、借金を帳消しにしてやろうというのである。

途方にくれる商人と娘を前にして、金貸しは運を天に任せようといって一つのくじを作った。大きな空の財布の中に黒白二つの小石を入れるから、娘にその一つをつかみ出せといった。もし娘が黒い石を選べば、娘は金貸しの妻となり借金は帳消しにする。
また白い石を選んだときには、娘は今までどおり父親と一緒にすんでいておく、借金も帳消しにしてやろうというのである。娘が石を選ぶのを拒めば、父親は監獄送りになり、娘はたちまち食べて行けなくなってしまう。商人は仕方なしにこれに同意した。

そこで金貸しは、三人が立ち話をしていた商人の庭の、小石を敷き詰めた小道から、二つの小石を拾って財布に入れた。ところが、娘は金貸しが財布に入れた石が二つとも黒い石だったのを、めざとく見つけて、思わずぞくっとしてしまった。金貸しは父親と娘に運命を決める石を選べといって容赦なく迫った。

こうした事態で、もしあなたが不幸な娘だったら、どうするだろうか?  続きを読む
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2004年09月09日

ガキの自叙伝

稲盛和夫のガキの自叙伝を読んでいる。
稲盛さんといえば、京セラを世界企業にした立役者だ。
数年前に稲盛さんが日経新聞に「私の履歴書」を連載していたが、それをまとめたのが本書だ。

実は私にとって京セラは近い存在である。
実家の近所に京セラの大きな工場があったし、現社長の西口さんは距離にして数十メートルのご近所だった。当時は人聞きに、猛烈に仕事をする会社だと聞いていた。

稲盛さんのすごいところは
熱いハートをもって、新しい技術や事業にチャレンジしていくところ。現状に満足せずつねに自分の器よりも大きいところで勝負してきた。
結果、京セラは多角化しながら、売上1兆円の企業になった。

自分の実力以上のことにチャレンジしていくのは難しい。ただ、それができる人だけが成長するのである。  
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2004年08月29日

統計心理学

夜中に「鈴木敏文の統計心理学」を読んでいる。
鈴木敏文氏は、セブンイレブンの会長。

鈴木氏の経営学の大きな特徴は、企業経営を経済学ではなく、心理学で捉えている点。

本に記載の金言集でいくつか気になるキーワードがあった。自分への振り返りも含めて考えたい。

○今は「多様化の時代」ではなく「画一化の時代」である

○人間は苦しくなればなるほど、過去の成功体験にすがろうとする

○人間は自分が納得しやすい話をつくりたがる

○「昨日のお客」が求めたものを「明日のお客」に出してはいけない

○今は過去の経験則より思いつきの方が大切な時代

○現場主義には「本当のようなウソ」がある

○コミュニケーション能力は、自分で情報を持つことから始まる  
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2004年08月26日

イノベーションの本質

つい夜中まで読みふけってしまった。

イノベーションの本質という本である。

まえがきに惹かれた。

「書店のビジネス書コーナーを見ると、
アメリカ発のマネジメント手法を直輸入したものが
とかく目立ちます。
良書も数多くありますが、中には、アメリカでは
それなりに生きた方法論だったものが、
太平洋上空高度1万メートルを飛んで
日本に来たときには概念のフリーズドライや言葉の
干物になっているケースをよく見受けます。
・・・(中略)・・・
リアリティの欠如した机上の空論ではなく、
多くの読者と同じように日々会社に通い汗を流す
日本のビジネスパーソンたちが、
直面する障害を乗り越え、新たな知を
生み出していった数々の事例を生の素材として
そのまま届ける。
それが本書の一つの持ち味です」


世の中に存在する商品やサービスで
ヒットするものは極わずかである。
そのヒット作に共通するのは
イノベーション(=革新)が実現されているということである。
この本は、人と組織という観点からイノベーションの本質をとらえようと試みています。

皆さんご存知の「千と千尋の神隠し」などもケースとして出てきて、読むことを楽しめる本かと思います。

最近読んだビジネス本ではあたりかも。  
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2004年08月16日

なぜ仕事するの?

週末に松永真理のなぜ仕事するの?を読んだ。

著者の松永さんといえば、ドコモのアイモードの開発の中心的な役割を果たしたことで有名なお方。
当然、仕事中心の人生を歩まれたと思っていたのだが、実は20代は葛藤だらけだったということ。女性の視点から仕事、転職についての見方が書かれてあり面白かった。

一緒に働いている女性の同僚を見ていても思うのだが、男と女ではキャリアに対する考え方や決断の仕方が異なる。いつも疑問に思ったりしていたのだがこの本を読んで少し理解できた気がする。

女性の強さは「思い切りのよさ」である。
男性は会社という枠の中で物事を考えたり行動したりするが、女性は自分の人生をかけて決断している気がする。とてもパワフルだなあ、と思う反面、もう少し周りのことを考えてくれたらいいのに、と思うこともある。

ただ一ついえることは
男だろうが、女だろうが同じ時間が流れている。
その限られた時間の中で、全力を出し切り後悔しないことが重要である。  
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2004年08月04日

富士山

訳あって、田口ランディさんの「富士山」を今日中に読むことになった。
田口ランディさんの作品は好きだ。もともとインターネット作家だっということもあって、本だけでなくメールマガジンもよく読んでいた(メルマガは現在は廃刊)。好きな理由はいくつかある。ごく普通の青年が主人公な場合が多いのだが、その心理風景の描き方が凄まじい。まさに感性の文章だと思う。
私も常に思うのだが、人間平凡に生きていることほど難しいことはない。自分との葛藤や世界との関わり方など悩みはつかない。
その悩みがドラマになり、人間の成長につながると考えると面白いものである。  
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2004年07月08日

2冊の本

夕方書店をうろついて衝動買いをしてしまった。
買ったのは、
社長の頭に変わる本
頭のいい人の思考プロセス
の2冊です。

疲れているときにはタイトルをみて
大きい気持ちになってつい買ってしまうものです・・・(笑)啓蒙本というのは、ついつい買ってしまう必要悪。
それにしても本というのはタイトルが命ですね。
英語のタイトルは、CEO LOGIC と Thinking for a Change 。なにゆえここまでタイトルが変わるのか・・・謎  
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2004年05月02日

戦略経営の発想法

ゴーログでおなじみの木村剛氏が書いた本。
最近本ネタが少ないですが相変わらず読みまくっています。ブログを書く時間がなかっただけです。
戦略経営の発想法」ですが、久しぶりにいい本に出会った!と思いました。ビジネスモデル、経営、経済など様々なことを日本人の企業家10人にインタビューした内容をまとめた本です。内容的には啓蒙性が高いですが、日本人のベンチャーマインドを押し上げる、企業家に勇気を与える、というこれまでにない種類の本だと思います。
私もよく「営業」向けのマニュアル本や啓蒙本につい手を出してしまうタイプなのですが「営業」と「経営」では全く視点も違うし、責任の重さ、リスクも異なります。また日本を代表する経営者の言葉には、説得力があり、先見性を強く感じました。
これからの時代、大きな視点で世の中を見るということも重要ですし、先見性がなければいきのこることは難しいのではないでしょうか。おすすめの一冊です。  
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2004年03月29日

MBAを取って、年収2倍を目指せ!

MBAを取って、年収2倍を目指せ!
小松哲史 プレジデント社

タイトルから見て恥ずかしくなるような本だが、
私のようなこれからMBAを目指すものをターゲットにした本である。
私もついつい買ってしまった・・・
タイトルは恥ずかしいのだが、本文は結構控えめの内容であった。

本の帯には
「ほんとうに投資したお金は取り戻せるのか?
ほんとうに、キャリアアップの切り札なのか?」
と書いてある。

この帯の通り
MBA取得した人のさまざまなライフパターンを取り上げ、
後から振り返ってどうだったかということを批評している。

特に印象が残ったのが女性のインタビューであった。
私も常日頃思うのだが、女性は男性に比べてチャレンジングである。
女性はとりあえず飛び込んでから考える。
私は飛び込む前に考えすぎて、飛び込んだ気になってしまう。
最近、どうも頭でっかちになって身動きができないように感じる。

なので、今週はできるだけチャレンジングな生活に変えたいと思います。  
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2004年03月13日

INSIGHT お奨め本 注文ランキング

このサイトで紹介した本の売れ行きランキングです。私のいちおしの「新ネットワーク思考」が一番買っていただいてますね。2位は「成功思考公式」でした。  続きを読む
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2004年03月12日

図解 自分のポジションの見つけ方

図解 自分のポジションの見つけ方

タイトルが面白かったので買ってみました。
読んで感想載せてみます。  
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経営分析の基本がはっきり分かる本

経営分析の基本がハッキリわ...DIAMOND BASIC

大前研一のアタッカーズビジネススクールに通っていた時に薦められた本です。
経理の基礎、財務の基礎が分かりやすく書いてあります。
業界別の粗利益率がどれくらいか、営業利益率がどれくらいか、など直感的に知っているとよい情報も載っています。

私も2年ほど前に読みましたが、会社の同僚に貸して、行方知れずになったので再度購入します。

  
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2004年03月11日

PRESIDENT「選ばれる営業、捨てられる営業」

雑誌プレジデントの3.29号の
「選ばれる営業、捨てられる営業」の記事は面白かったです。
面白いのは1位の商品知識については、好き嫌いの裏返しになっている点です。知識、情報に関する項目が多いのには驚きました。商品サービスが複雑化している世の中では、お客さんが知識を持つと言うよりは、知識を持っている人に相談する(相談したい)という時代なのでしょうか。このネタは、部下を指導するときに使えそうなので十二分に活用したいと思います。

●こんな営業マンが好き

1.商品知識が豊富
2.信頼できる
3.レスポンスが早い
4.役立つ情報を提供してくれる
4.専門的な知識がある
6.よい提案をしてくれる
7.よき相談相手になってくれる
8.適切なアドバイスをしてくれる
9.説明がわかりやすい
10.身だしなみが清潔
(以下省略)

●こんな営業マンは嫌い
1.商品知識がない
2.しつこい
3.常識がない
4.身だしなみが不清潔
5.レスポンスが遅い
6.駆け引きが多い
7.言葉遣いがなっていない
7.役立つ提案がない
9.説明がわかりにくい
10.情報を提供してくれない
(以下省略)

  続きを読む
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